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アラン航空と機内持込用バッグMLC


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 最近、アイルランドのアラン航空(Aer Arann)廃止への反対運動のことを知り、同航空で驚いた体験を思い出した。

 次の記事は2004年1月17日に書いたアイルランド旅行記の一部。

アイルランド旅行記(2004)から

 もうひとつ、ゴールウェー空港で印象に残ったことがある。Aer Arann 航空のチェックインで Patagonia 製の機内持込用バッグ MLC (Maximum Legal Carry-On) が機内持込できなかったことだ。エールフランスなど国際線ではらくらくパスするのに、大きすぎるし重すぎると判定されてしまった。もちろん、同じバッグはその後、エールフランスで機内持込OKであった。つまり、国際ルールが Aer Arann では必ずしも通用しないのである。同航空のサイトで予めチェックした際、そういう基準を適用されるのではないかと思っていたが、案の定で、これでやや Aer Arann の印象が悪くなってしまった。

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 教訓。ゴールウェー空港は国際空港と考えてはいけない。貴重品等は機内持込が確実にできる小型バッグ等にあらかじめ積替えておくべし。

 なお、ぼくは、持っていくのは、この MLC とトートバッグの二つだけである。これで二週間の旅行はらくらくいける。トートバッグはジッパー附きで中身がこぼれず、背負うこともできるタイプ。

 

 機内持込の利点はいろいろあるが、今回最大のメリットと感じたのが、途中の乗継が短時間の場合だ。パリで飛行機を乗りつぐのに時間が少なく、もし、荷物を預けていたら移しかえられていなかったろう。その場合は、到着後、次便での荷物の到着を待つことになり、時間を損する。少なくとも、往路の場合は預けないほうが絶対に有利だ。ただし、帰路の場合は当面不要の荷物を預けることにすれば、あまり影響はない。帰国後、ゆっくり荷物の到着を待てるからだ。

 この MLC のことを教えてくれた、次のページを感謝をこめて挙げる。

旅は荷物ひとつで(Nifty にあったが、残念ながら今はもうない)

 現在は残念ながらアイルランドへの直行便はなく、どこかで乗継をせねばならない。そこで、乗継対策は考えておく必要がある。〔2004年1月17日〕