Auld Lang Syneを唄おう
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The Acoustic Music Archive というサイトがある。
フォーク・ソングをギターを弾きながら唄おうというサイトだ。歌詞とギター・コード、音源がそろっている。
歌についての簡単な説明、コード進行で注意すべきことなどが書いてあり、ギターがあればすぐに唄えるようになっている(もちろん、コードが出せる他の楽器でも)。
伝統歌や現代の歌などが集められている。アイルランドの伝統歌もある。
Auld Lang Syne
ここでは 'Auld Lang Syne' を唄ってみよう。日本で〈蛍の光〉の題でおなじみのスコットランド民謡である。ロバート・バーンズが収集した形がよく知られる。
スコットランドの歌い手 Dougie MacLean が唄っている。随所にスコットランド英語(Scots)が出てきて、好きな人にはたまらないだろう。ぼくはドゥーギー・マクリーンが唄うのを英国で見たことがある。凄まじい人気だった。
歌詞
ふつうは一番だけを唄う。伝統的には大晦日の真夜中と同時に唄い出す。
コードは非常に単純なので、すぐ覚えられるだろう。
一番の歌詞を見る。
Should auld acquaintance be forgot,
And never brought to mind?
Should auld acquaintance be forgot,
And auld lang syne?
スコットランド英語の解説。
- auld: old
- lang: long
- syne: since, ago (lang syne=long ago)
コーラス部分。
For auld lang syne, my dear,
For auld lang syne.
We'll tak a cup o' kindness yet,
For auld lang syne.
スコットランド英語の解説。
- tak=take (タックと発音)
- o'=of
これだけだ。「旧友を忘れ去るべきだろうか。古い昔を忘れてよいものだろうか」という単純な歌詞だけど、切ない旋律と相俟って、旧年への別れ、人との別れ、卒業式などにジーンと来るものがある。
スコットランド英語
Dictionary of the Scots Language :: Home
なお、伝統的バラッドにはよくスコットランド英語が使われている。
Robert Burns
[source]
Robert Burns: Alexandria Burns Club Information on the Scottish Poet