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McLaughlin Interview (5)


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 ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。一問とばします。

Is fidléir den scoth tú. An mbíonn tú ag seinm go minic i láthair na huaire?


Bíonn cinnte – 'sé an ceol an rud is tábhachtaí i mo shaol (taobh amuigh do mo chéile Ursula Kennedy!) agus tá mé ag seinm i bhfad níos minicí na laethanta seo. Bhí go leor oícheanta fada ceoil againn leis na comharsana Dermot Byrne agus Mairéad Ní Mhaonaigh. Níl dúil agam sna seisiúin mhóra agus is fearr liom bheith ábalta éisteacht leis na ceoltóirí a mbím ag seinm leo.

 ざっと日本語にします。

あなたはすごいフィドル奏者です。今でもちょくちょく演奏するんですか。


演奏していますとも。音楽は私の人生で最も重要なものですし(妻ウルスラケネディを除けばですが)、〔今は〕昼間のほうがずっとよく弾いています*1。ダーモット・バーンとマレード・ニ・ウィニーの横で一緒に長い夜をずいぶん過ごしたものです。〔ここでは〕多人数のセッションは期待できませんが、一緒に演奏する音楽家に耳を傾けることができるほうが好きです。

 一言加えると、2003年12月のドネゴールでのフランキー・ケネディ・ウィンター・スクールで、ダーモットのフィドル演奏を少し聞くことができたが、それはそれはすばらしい演奏で、彼こそジョン・ドアティーの系譜を引く現代の代表的演奏家だと思った。私の耳にはドアティより味があるように聞こえる。ねばりがあってつやがある。華があって明るい。繊細でありながら強靭。彼のようなフィドルなら何時間でも聴いていたい。人間としてもすばらしい。彼の前にいるとなぜか誇りを感じる。ソロ・アルバム待望。

*1:laethanta は単に「日数」という意味かもしれないけど、ここは昼間の意だろう