Tigh Mhíchíl

詩 音楽 アイルランド

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Christy Moore: Graffiti Tongue

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冒頭のギター・ストロークを聞いただけでパワーを感じる、クリスティ・ムア(1945- )の1996年のアルバム。 Christy Moore: 《Graffiti Tongue》 (Grapevine GRACD 215, 1996) しばしばクリスティは自分のギターの腕について卑下しているが、どうしてどうし…

Skylark: Light and Shade

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このリズム、この歌、たまりましぇーん。他に何にもいらないという充実の傑作。スカイラークの三枚目(1992)。 Skylark: 《Light and Shade》 (Claddagh CC57CD, 1992) この面子でつまらないアルバムができようはずもない。Gerry O’Connor (fiddle), Len Gr…

John Skelton: One at a Time

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ホィッスル奏者ジョン・スケルトン(John Skelton)の1994年のアルバム。トラック2 <Peadar O'Riada's Jig> でのクリス・パーキンスン(Chris Parkinson)のピアノのバッキングにはやられた。ホィッスルの伴奏として目から鱗の演奏法。あんたはリオンか。 …

The Rights of Man

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きょうも、一昨日に引続き、廃盤間近のグリーン・リネット盤。貴重な録音が収められている。 Various Artists: 《The Rights of Man: The Concert for Joseph Doherty》 (Green Linnet GLCD1111, 1991) Greeen Linnet のサイトではいまこのアルバムが4ドルで…

Milladoiro: Auga de Maio

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きょうはガリシア(Galicia、スペイン北西部)のグループ、ミジャドイロ(Milladoiro)の2000年のアルバム。 Milladoiro: 《Auga de Maio》 (Green Linnet GLCD 3134, 2000) ぼくはあるとき、このグループの魅力に目覚め(確か 《Castellum Honesti》 という…

今年中に30枚 (9) Biruta Ozolina: Sirdsgriezi

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ラトビア(ラトヴィア、Latvia)東部ラトガレ(Latgale)の女性歌手ビルタ・オゾリニャ(Biruta Ozoliņa)のニ枚目の傑作アルバム(2002)。実はこのアルバムを手に入れるのはずっと念願だった。このほど、UPE レーベルから直に注文でき感無量。 Biruta Ozol…

今年中に30枚 (8) Biruta Ozolina: Bolta Eimu

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ラトビア(ラトヴィア、Latvia)東部、民俗音楽の宝庫ラトガレ(Latgale)の女性歌手ビルタ・オゾリニャ(Biruta Ozolina)の一枚目のアルバム(1999)を UPE レーベルからついに入手。UPE はロック・ミュージシャン(Ainars Mielavs)が設立したレーベル。…

今年中に30枚 (7) John Renbourn: Traveller's Prayer

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ジョン・レンボーン(g)がアイルランドとイングランドの曲をとりあげた1998年のアルバムをついに入手。控えめに言って、ジョンの近年の最高作ではないか。 John Renbourn: 《Traveller's Prayer》 (Shanachie 78018, 1998) ジョンとのつきあいは長いがアイ…

今年中に30枚 (6) Anuna: Deep Dead Blue

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今年中の30枚計画の6枚目を入手。アイルランドのコーラス・グループ、アヌーナの1996年録音の名盤のリミックス盤。装いも新たに、この6月にリリースされたばかり。 Anúna: 《Deep Dead Blue》 (英 Gimmel 462 822-2, 1999/2004) 一言でいって、至純のひびき…

今年中に30枚 (5) Henry Butler

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今年中の30枚計画の5枚目を入手。ニューオーリンズ・ピアノでいま一番好きな一人。 Henry Butler: 《Homeland》 (Basin Street BSR 0802-02, 2004) うーん。タイコの音録りがもうちょっと抜けてたら最高なんだが。いや、音楽そのものはばっちり。LP ならピア…

今年中に30枚 (4) Chris Foster

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30枚計画のやっと4枚目を手に入れた。Tradition Bearers シリーズで出ているフォスターの去年の盤。なお、他にも新しく仕入れたアルバムはいろいろあるが、30枚計画はそれとは別のいわば決め打ち計画。来年以降ずっと聞き続けるつもりの盤ばかり。 Chris Fos…

無性に聴きたくなるヤツ (Endless Road, Largo)

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30枚計画(こちら参照)を始めてから気づいたのだが、これはお義理でも何でもなく、ただひたすら、無性に聴きたくなる類の CD を少しでも手に入れたいという計画なのだ。 ……というようなことを久しぶりに Tommy Emmanuel の 《Endless Road》 を聴いて想いだ…

今年中に30枚 (3) Burns vol. 12

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バーンズ全集第12巻。シリーズ最終巻。聴き所一杯。全巻の紹介はこちら。 The Complete Songs of Robert Burns Volume 12 (Linn CKD 201, 2002) 歌い手は次の通り。 Ian Bruce Mairi MacInnes Kirsten Easdale Janet Russell Wendy Weatherby Ross Kennedy J…

今年中に30枚 (2) Burns vol. 11

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バーンズ全集第11巻(2枚組)。シリーズの最高傑作と思う。 The Complete Songs of Robert Burns Volume 11 (Linn CKD 200, 2002) 歌い手は次の通り。 John Croall Billy Ross Kirsten Easdale John Nichol Gillian Frame Findlay Napier Jim Reid Lionel Mc…

今年中に30枚 (1) Burns vol. 10

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著作権法改正の審議の見通しが非常に暗い。 が可決された(6月2日追記)。 こんなこともあろうかと、かねてから考えていた30枚計画を本格的に始動することに。2005年1月1日からは、これまでのように自由に輸入盤が入手できなくなることを見越して、悔いのな…