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かけたとたんに耳が喜ぶアルバム


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Steve Miller, Born 2B Blue (Capitol, 1988)

 

 米国のギタリスト、シンガー、スティーヴ・ミラー の1988年のアルバム。

 かけたとたんに耳が喜ぶアルバムというのがある。これは今も色あせることなく、そんなアルバムでありつづけている。タイム・ドメイン・ミニで鳴らしても輝きは増すばかり。

 これはミラーがはだかになっているアルバムと言われている。むきだしのソウルがしかしクールに表現されている。こういうアルバムはありそうで、なかなかない。

 なにより、ギターの音色がすばらしい。それが最もよく活かされているのは、たとえば、トラック7の 'Just a Little Bit'、たとえば、トラック10の 'Red Top'、これらは全体の音色のブレンドもすばらしい。ひとつひとつがクリアでしかもまじり合っている。メローになりすぎず、タイトさを保ったまま切れ味がいい。こんな音がトラック・ダウン中にスタジオ・モニターから聞こえてきたらミュージシャンは歓喜するだろう。

 スティーヴの父はレス・ポールの結婚式で新郎の付添い役をしたというほどの仲だったという。まさにギターでブルーズを弾くために生まれてきたような男だ。

 

参加アーティスト――

  • Steve Miller (vo, g) 他

 

評価―― ★★

*1

 

トラック2 Steve Miller Band, 'Ya Ya' (珍しいフィルム)


Steve Miller - Ya Ya - YouTube

 

 

*1:評価は五つ星を最高とする尺度によっており、星の数による意味は、「★ 良い点をさがすのが困難」 「★★ かなり良い」 「★★★ 第一級(年間ベスト・アルバム・クラス)」 「★★★★ 群を抜いてすばらしい、すごい、数年に一枚出るか出ないかのクラス」 「★★★★★ 大傑作、不朽の名盤、その分野の古典と呼ばれるに値する」です。つまり、通常、「最高」と呼ばれるようなものは三つ星です。

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