アイルランド語の長音記号附き文字の入力方法は数種類あります。
(1) 直接キーボードで入力する。
Windows の場合を書きます〔以下の記述は最新のOSに合わせて適宜読み替えてください〕。コントロール パネル > 地域と言語のオプション > 言語 > 詳細 > (テキスト サービスと入力言語)設定 > 追加 と進む。「入力言語の追加」の画面になるので、入力言語で「英語(アイルランド)」を、キーボード レイアウト/入力システムで「アイルランド語」を、それぞれ選ぶ。あとは画面の指示に従えばアイルランド語のキーボードがインストールされます。
場面に応じて、日本語などのキーボードと切替えて使用します。(テキスト サービスと入力言語)設定の画面で「キーの設定」を選ぶと、切替え方法が設定できます。ぼくは「左 Alt + Shift」を入力言語の切替えに割当てています。
アイルランド語を入力する場合は、このアイルランド語キーボートに切替えて、右 Alt + 母音字でファダ(ファーダ)附き文字を入力します。その際、shift を押しておけば大文字になります。なお、コンピュータの機種によってはある文字が入力できない場合があります('í' が入力できないなど)。これは仕様のようです。その場合は、その文字だけを日本語用 FEP (IME など)で単語登録することで入力できます。
Mac の場合は、Option キーを押下げたまま 'e' を押す。続いて任意の母音を押せば、ファダ附きの文字が入力されるということです。その時に shift を押しておけば大文字になるはずです。
iPhone や iPad の場合は母音字の長押しで表示される選択肢の中から長音記号附きを選ぶだけです。
Android の場合の入力方法は、英語キーボードに切替えれば、iOS などと同様に母音字の長押しで選択すれば可能。ただ、日本語をまた入れる際には、日本語キーボードに変える必要があります。
(2) コピー・ペーストを利用する。
á Á é É í Í ó Ó ú Ú の中から拾ったり、アイルランド語テクストをインターネットから拾ったりしてペーストすればアイルランド語が表記できます。