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選手会サイトでネット署名


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 いま、署名してきました。近鉄オリックスの合併問題に端を発する球界再編の動きについて、合併反対のファンの声を聞くための署名頁があります。選手会サイトの ニュース の頁で「選手会ホームページでネット署名をスタート」をクリックすれば署名頁に行けます。ぼくが書き添えた意見は次のようなものです。

私は今は阪神ファンゆえ、パ・リーグの試合はめったに見ませんが、以前、阪急が西宮にあってファン・サービスを積極的にやっていた頃はもっと関心がありました。また、南海が大阪にあった頃も関心がありました。テレビというのもありますが、地元の球場に足を運ぶ喜びは何物にも代え難いものです。そこで、球界改革としては次の二点を提案します。

1.球場改革をすること → 日本にはよい球場が少なすぎます。人工芝でドームというのは採算性のみを考えており、選手寿命を縮めるので本来は天然芝にすべきです。さらに屋根は附けるなら可動式にして臨機応変な対応をするのがよいと思います。たとえば、試合が盛上っている最中に雨で中断せざるを得なくなるなどの場合に屋根を一時的に閉めて続行するとか。いずれも、やっている選手、見ているファンのことを第一に考えれば、いくらでも案は出てくるはずです。野球はオーナーのためにやっているのではありませんから。野球それ自体の喜びのために選手も観客も参加しているのです。それから、球場のアメニティーをもっと向上させてほしい。飲食物が不合理に高いとか、長いシートの真ん中辺になってしまうとトイレ休憩も大変だとかいうのはまったくファンのことを考えていません。甲子園はいい球場ですが、これが欠点です。何度も足を運んでもらうためにシートを工夫するとか、やるべきことはいくらでもあります。

2.日本各地にチームをばらし、戦力を均衡させること。→ 地元にあって、試合が面白く、ひょっとしたら勝つ可能性があるくらいには拮抗していなければ見に行く気にはなりません。応援のしがいがあるように、プロ野球全体の仕組を考えるべきです。

現行のシステムではコミッショナープロ野球界の将来を考える気がなく、オーナーにスポーツ文化を支える矜持がないので、あまりよい希望が持てません。思い切って別組織のプロ野球を発足させたらどうですか。Jリーグの川淵さんのような慧眼と勇気とを兼ね備えた人に軸になってもらって。