アイルランド
以下は 2003 年12月から翌年1月にかけてのゲールタハト(ドネゴール と コナマラ)訪問記です。初出は「冬のゲールタハトを訪ねて」(「クラン・コラ」2004年1月号)で、それに加筆し註釈を加えたものです。
ITMA ダブリンにあるアイルランド伝統音楽資料館(ITMA)はアイルランド伝統音楽に関する様々の資料の宝庫だ。古いLPから古い楽譜、最新の研究書に至るまで、調べ物があれば一度は足を運ぶ価値がある。利用は無料。
Ian Smith, A Celtic Connection (IS02, 2011) アイルランドのギタリスト、イアン・スミスの2011年のアルバム。 ドネゴール(アイルランド北部)のシンガー・ソングライターとしても知られる。しぶい歌声。曲はいぶし銀のような深い味わいのものが多い。
今年2015年はアイルランドの詩人W・B・イェーツ(1865-1939)の生誕150周年に当たります。それを記念した切手が6月12日に発行されました。
毎年秋に開催されるアイルランド語芸術の大会エラハタス・ナ・ゲールゲの2015年の行事予定が発表されました。シャン・ノース(歌唱・ダンス)のアイルランド一の名人を決める大会です。他にもストーリテリングや、さまざまの歌唱競技など(同一時間帯に複数…
Noeleen Ní Cholla, An Mhaighdean Mhara (CICD198, 2015) アイルランドの女性歌手ノーリーン・ニホラのアルバム《人魚》は2015年の出色の収穫だ。
アイルランドの中等教育修了試験の選択科目に音楽がある。クラシック音楽やロックなどに交じってアイルランド伝統音楽もある。
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アイルランドでは天気予報は役に立たないといわれる。 一日にすべての天気が現れるからである。 にもかかわらず、人びとは天気の話をするのが好きだ。 でも、この頃の首都ダブリンの天気のひどさには、さすがのアイルランド人も閉口してるだろう。
松田誠思氏の講演<「1916年復活祭蜂起」とW. B. イェイツ>(2014年11月15日、大阪・ナレッジサロン)が蜂起の決断と詩人の結構とについて鋭い洞察を示したこと。このことを、その鋭さの尖端の部分だけでも書留めておこう。 まず、蜂起の決断。どこから考え…
2003年、ダブリン近郊のクローニーカヴァン(ミース県)とクローアン(オファリ県)で、それぞれ泥炭地から発見された二人の男性についての調査結果が少しずつ出てきた。ピート(泥炭)に埋まった人体はミイラ化する。放射性炭素による年代測定だと、両者と…