ことば
「末期癌」に代わるよい呼称を考え続けた日野原重明さんが一つの結論に達しました(<「緩和期癌」を広めたい>「92歳・私の証 あるがまま行く」朝日新聞9月25日付)。 「緩和期癌」という言葉です。 日野原さんはこう書きます。 残されたわずかな年月でも大…
9月17日付 読売新聞サイト に発表された根来コミッショナー「私の見解」はぼくの乏しい頭では理解に苦しむ。最後の段落を引用する。 いずれにせよ今日の事態を招いたのは、社会経済情勢の急激な変化によることもあるが、経営者、選手、私を含め野球機構等関…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の最後の部分。ちょっと生臭い話です。 D’éirigh Patricia Quinn as a post mar Stiúrthóir ar an Chomhairle Ealaíon le gairid. An mbeadh suim …
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。待ってましたという質問です。 Plean ar bith agat dlúthdhiosca a thaifead? Tá, le fada agus tá an chuid is mo den cheol socraithe a…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。今日のはフィドラー必見の発言がふくまれています。 Cé is mó a raibh tionchar acu ar do chuid ceoil? Déarfainn ceol John Doherty, Fr…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。一問とばします。 Is fidléir den scoth tú. An mbíonn tú ag seinm go minic i láthair na huaire? Bíonn cinnte – 'sé an ceol an rud i…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。 An bhfuil moltaí ar bith agat i dtaobh cuid oibre Ealaín na Gaeltachta? Sílim go bhfuil a lán bunoibre gníomhaíochta agus forbar…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。 Ar chóir don Chomhairle Ealaíon ról níos lárnaigh a bheith acu i bhforbairt na nEalaíon Dúchasach? Sílim go bhfuil gá le córas t…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー の続き。 Caidé do bharúil faoin díospóireacht atá ar siúl i láthair na huaire faoi na healaíona tradisiúnta? Is fiú díospóireacht i gcóna…
ダーモット・マクラフリン(Dermot McLaughlin; アイルランド語名 Diarmuid Mac Lochlainn)の インタヴュー を少しづつ紹介します。全文はすでに こちら に挙げました。 An tAgallamh: DIARMUID MAC LOCHLAINN, Ceoltóir agus Príomh fheidhmeannach Temple…
「目取真俊の語る沖縄」という記事が朝日新聞8月27日付夕刊に出ていた(「見えない島 3」)。目取真(めどるま)さん(1960年生まれ、1997年の『水滴』で芥川賞を受賞)は若い世代には珍しく琉球方言(aiuの三つの母音が中心、心は「くくる」)を母語と…
日野原重明さんの「92歳 私の証 あるがまま行く」はいつも愛読しているが、今日のは「パスカルが説く信仰心」という題(朝日新聞8月21日 e5)。物理学者にして数学者パスカルは31歳のとき神を「発見」し、その思想は死後『パンセ』にまとめられた。パスカル…
詩人の文章はうつくしい。小説家の文章よりも。高橋順子さんの文章(8月6日付産経朝刊)は淡々たる文章ながら抑制の効いたトーンに情感がにじみでる。 高橋順子 あはれメダカ ある日連れ合い(車谷長吉)がブリキの盥(たらい)を買ってきて、そこに水を張っ…
曽野綾子さんの文章(透明な歳月の光 121 「親切」の徳 専売品化が生む差別意識、8月6日付産経朝刊)にオーストラリアで体験した親切のことが語られている。もはや本家(=イギリス)が失った美徳を分家(=オーストラリア)は備えているという趣旨である。…
理系の高等教育改革についてはよく話題になるが、文系のそれは論じる人が少ない。理系だと、たとえば こちら で少し展望が得られる。 産経新聞7月30日付朝刊「正論」の長谷川三千子さんの文章は文系の問題を論じた貴重なものである。この文章は、本ブログが…
ダーモット・マクラフリン(フィドル)のインタヴューを含む興味深い 文書 (アイルランド語)を見つけました。詳しくは後日ということで、とりあえず、中身を。 An tAgallamh: DIARMUID MAC LOCHLAINN, Ceoltóir agus Príomh fheidhmeannach Temple Bar Pro…
勝谷誠彦さんの本日付の日記はいつもながら名文だ。段落を区切りもせず一気に書いてあるように見えてよく考えよく推敲してある。何が心を打つといって文章に魂が籠もっている。千字の言の葉。 ドンムアン空港にむかって高度を下げると川底の泥が舞い上がるよ…
いつも興味深い話を連載している「透明な歳月の光」(産経新聞)で、5月14日分では曽野綾子さんは「何もイラクやアフリカまで行かなくても、足元の日本でいくらでも」ボランティアの仕事があるとして、石川県での竹切りの体験を書く。この「何もイラクまで行…
ITmedia で文化庁に対するインタヴューが掲載されている。 http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/13/news022.html 中で、つぎのくだりが気になる。 「世界的に見れば輸入権はありふれたもの。それを理解してくれればと思います。輸入物について…
「いろいろニュースとか見ていても世の中的に暗いニュースが多かったりするんですけども、音楽のもつ何か根本的なやさしさだったりとか人に対する思いやりみたいな部分を聞いていただければなあと思ってつくりました」(5月12日発売予定の<愛の歌>作曲の動…