ルーン星での研修旅行がクーデターにより一変、デュルクの運命は
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(承前)二つの双児星が舞台。マージ星を現在支配している民族カーマと、奴隷となっている民族イコル、さらにカーマの故郷ルーン星の原住民であるイムリの三つの民族が登場する。カーマは4000年前の戦争で凍りついた母星ルーンを離れ、隣星マージに移り住んだ。この戦争でなにが起きたかは謎。
研修旅行のためルーン星に着いた呪師(マージ星の民を治める力がある者)候補の若者デュルクは、デュガロ大師(呪師系)に覚醒師になる可能性ありと判断された。
覚醒師は古代戦争でカーマの民を救ったとされ、「イムリの道具」を解明したと言い伝えられる者。
賢者を載せた飛行船などが繰り出すパレードの最中に、呪師船が撃ち落とされ、ルーン大大師バニエストクによるクーデターが勃発する。
デュルクは命からがら逃亡する。悲劇の幕開けの予感。
途中でギアチェンジし、加速するときの切迫感がすごい。