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Tigh Mhíchíl

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西瓜糖のこと

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 リチャード・ブローティガンの名作に『西瓜糖の日々』 In Watermelon Sugar (1968) という小説がある。その「すいか糖」の作り方を伝承料理研究家の奥村彪生(あやお)さんが書いた文章がスクラップを整理していたら出てきたので書き写す。

すいか糖の作りかた


 質問があった。その答え。
 よく熟れたすいか1/2個(約4キロ)を適当に切って果肉をスプーンですくいとる。泡立て器で細かくつぶし、小分けしてさらしのふきんで絞る。約7カップとれる。
 果汁を大鍋に入れる。強火にかける。沸騰したら中火。時々思い出して木杓子で混ぜる。果汁が1/4程度になったら弱火にする。焦げ付かないように気を配り、ジャム状になるまで煮つめる。約一時間半。
 出来上がりは約1/2カップ。冷めてからふたつき広口びんに入れて保存。仕上げにレモン汁をほんの少ししのばせると味はよい。昔から腎臓の薬とされる。すいか糖を作る家族を描いた小説はメキシコにある。〔「菜事記」(産経新聞 1988年8月2日)〕


 いろんな疑問がわく。このメキシコの小説はいったい何だろう。どんな味がするのだろう。いちど作ってみたい。

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