シュリアヴ・ルァフラ音楽を愛するホーラン神父

　少しづつ調べている最中だが、メモしておく。
　ステップダンスをこよなく愛するケリー県出身のニール・ホーラン（コーニーリアス・ホーラン）師はしばしば物議をかもす奇抜な方法で世界平和や終末観を伝えようとする。ロンドンでの多文化的平和活動についてはサッチャー首相やブレア首相から反応があったともいう。
　昨年の F1 英国グランプリの際、トラックに濫入した師の動きはどうも何かのステップを踏んでいるように私には見えるが不詳。
　今回、おそらく世界で唯一のキリスト教を国教とする国での師の五輪最後の競技への闖入妨害行動は大いに非難さるべきである。しかし、誤解を恐れずに言えば、このけしからん行動によってハッとさせられた人は多いのではないか。師の背中には 'ISRAEL FULFILMENT of PROPHECY' の文字が見えた。銅の de Lima 選手の競技後の表情にどこか光が感じられる。「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」（聖ルカ 14.11）の聖句をなぜか想いだす。