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フォーク DVD の再生を考える


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 junx2 さんから「シネードのDVD、リージョン1でNTSCと、リージョン0でPAL、日本で見るには、どちらがいいんでしょう?」というコメントを戴いたので、ちょっとこの問題を考えてみます。

ケース1:パソコンの場合はどっちでもいい

 パソコンのDVDで再生する場合には、どっちでもいいと思います。実質上の差はないかと。
 ただ、ぼくの経験ではたとえば一時間以上もパソコンのディスプレイで見続けるのはややしんどいですね。ぼくが今使ってるディスプレイは液晶17インチ(FlexScan L567)で見やすいものですが、長時間はそれでも疲れます。
 それで、ぼくの場合は、普通の TV で見られるようにオール・リージョンで NTSC / PAL 両対応の DVD プレーヤーを入手して今は見てます。

ケース2:TV の場合はどっちかというと NTSC のほうがいい

 これはオール・リージョンで NTSC / PAL 両対応の DVD プレーヤーで、PAL は NTSC に変換して日本の普通の TV システムで見る場合です。つまり、プレーヤー自体が全リージョンに対応し、NTSC はそのまま、PAL は NTSC に変換した出力を出してくれるものです。
 これの場合は、元が PAL だとごくわずか変な部分があるようです。それは、再生画面ではなくて、その外側部分、つまり再生画面の縁の部分がややチラチラするような感じです。再生画像にはまったく関係ないので、集中して見ていると全然気になりませんが。このチラチラ部分はパソコンでの再生と比較してやっと分かったくらいです。
 これに対して、PAL の受像機を用意して PAL のまま再生すれば最高の画質と思いますが、試したことはありません。
 結局、ソフトで NTSC と PAL の両方が入手可能な場合は、NTSC 受像機で再生するならば NTSC 版のほうが安定した画像が得られると思います。

 なお、参考になるかどうか、ぼくは 海外電気CLUB で上のケース2に該当するプレーヤー(JVC・XV-N5SL)を3万5千円くらいで入手し、使い始めて一年半くらいになりますが、ごく快調です。この機種はS-Video ケーブルが付属していたので接続すると映像は美しい。最近は一万円くらい安くなっているようですね。DVD レコーダーもあるし。