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Milladoiro: Auga de Maio


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 きょうはガリシア(Galicia、スペイン北西部)のグループ、ミジャドイロ(Milladoiro)の2000年のアルバム。

 Milladoiro: 《Auga de Maio》 (Green Linnet GLCD 3134, 2000)

 ぼくはあるとき、このグループの魅力に目覚め(確か 《Castellum Honesti》 という1989年のアルバムを聴いた時だったと思う)、それ以来入手できる機会があれば少しずつ手に入れて聴いている。

 このアルバムはいつもの彼らのアンサンブルがたっぷり楽しめる以外に、ガリシア語(Galician、ポルトガル語の方言)の歌の美しいひびきが味わえる。トラック5 <Estrelina de Luceiro> での Olga Cerpa (Mestissay) の歌声はいつ聴いても惚れ惚れする。

 全体に哀愁をちょっぴり含んだ豊潤なガリシア音楽の雰囲気で、ケルト系の音楽とポルトガルの音楽との間のような何とも言えない味わいがある。なお、ケルトの末裔としてのガリシア人という言いかたが時々され、言語のガリシア語までケルト諸語に属するという誤解をする向きもあるが、言語としてはロマンス語系である。本来、「ケルト」という言葉は言語上の分類を指すので、ガリシアの場合は特殊なケースとなろう。

 Greeen Linnet のサイトではいまこのアルバムが4ドルで買える。おそらく売切れ次第、廃盤。

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