デイヴィッド・リッツ来日時のインタヴュー
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先日、レイ・チャールズ(Ray Charles)の最後の言葉について書いた。それを聞きだしたレイの伝記作家デイヴィッド・リッツ(David Ritz, 1943- )が1994年頃来日したおりの話がこちらに出ている。
その記事を書いた吉岡正晴さんによると、リッツは最初レイに会えなかったそうだ。そこで一計を案じる。マネージャーを通して会うのは無理なので点字で電報を送ったのだ。こうすればレイ本人にメッセージが伝わると考え、伝記を書きたいという自分の思いを18ページにわたって綴ったのである。作戦は成功した。レイ・チャールズ本人から間もなく電話がかかってきて、彼はレイの伝記を書くことになった。それが1976年のことで、本は78年に出た(Brother Ray)。
この記事にはリッツがマーヴィン・ゲイの<セクシュアル・ヒーリング>の歌詞をベルギーで書いた経緯も書かれていて興味深い。
それにしても、Brother Ray がなかなか出てこない。きのう触れた Carmina Gadelica はすぐ見つかったんだけど。