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今年中に30枚 (1) Burns vol. 10


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 著作権法改正の審議の見通しが非常に暗い。 が可決された(6月2日追記)。
 こんなこともあろうかと、かねてから考えていた30枚計画を本格的に始動することに。2005年1月1日からは、これまでのように自由に輸入盤が入手できなくなることを見越して、悔いのないように今年中に入手しておく30枚の計画。

 これは本気も本気。厳選の基本方針は既にこちらに書いた。簡単に言えば、来年以降の余生、聴いて暮らすに値するもののみを選ぶ。真剣にならざるを得ない。入手に成功したものから、1枚1枚書いてゆきます。

 まずは、バーンズ全集第10巻。
 The Complete Songs of Robert Burns Volume 10 (Linn CKD 199, 2002)

 歌い手は次の通り。

Lionel McClelland
Jim Reid
Kirsten Easdale
John Nichol
Mairi Campbell
Billy Ross
John Croall
Janet Russell
Gordon Kelly
Gillian Frame
Lesley Hale
Gillian McDonald

 トラック9の Gordon Kelly の声を聞くと、元気が出てくる。

 本シリーズを一枚でも聴いたことのある人は知っていると思うけれど、高級オーディオメーカとしても著名な Linn の出す CD は音がよい。ただそれだけなら、よくありそうな話なのだが、本全集では、時折それが飛び抜けてよいことがある。まさに入魂の録音、入魂の演奏、入魂の歌唱と思える瞬間がある。そのようなトラックに立ち会いたくて、何度も何度も聴いてしまうのです。