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Doimnic, Ciarán, Brian


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 現在、アイルランドシャン・ノース男性歌手の若手で注目株を三人挙げるとすると、誰になるだろう。女性の場合と違って、これはちょっと難しい。一応、つぎの名前がうかぶ。

  • Doimnic Mac Giolla Bríde ドミニク・マク・ギラ・ヴリージェ (写真)
  • Ciarán Ó Gealbháin キアラーン・オ・ガルヴォーン
  • Brian Ó Dómhnaill ブリアン・オ・ドーナル

 この選はどうかな。女性の三傑は全員コナマラだったのに、こちら男性はひとりもコナマラが入っていない。ふたりはドネゴールで、あとひとり(キアラーン)はマンスター。男性の若手はコナマラにはいないのか。いや、そんなことはあるまい。ただ、2003年秋のエラハタスでオ・リアダ杯をとったのはミース県のエーモン・オ・ドノフーだった。もっとも、あの地域はコナマラの文化だが。

 ただし、エーモンは出身はダブリンだ。もうひとりの有力な歌い手、アンタナ・オ・ファラホーンもダブリンだ。憶測だが、コナマラではなかなか若い男性は食べてゆけないのかもしれない。もちろん、年配の男性の名人はコナマラにはごろごろいる。ちなみに、エーモンは 1962 年生まれだから、若手とは呼びにくい。いや、この世界では若手か。


Doimnic

 まず、ドミニク。2003年秋のエラハタスでオ・リアダ杯の三位を獲得し、若手では実力ナンバーワン であることを証明した。2002年のエラハタスの男性歌手部門で一位をとったこともある。

 録音は今のところ三種類ある。

  1. CD 《Tráthnóna Eile》 (Tionscnamh Lugh, 2002)
  2. Oireachtas (RnaG, 2003)
  3. CD 《Saol na Suáilce》 (2004年秋以降来日時にリリース予定)

 このうち、1.の CD はやや入手困難。2.はつぎのところで聞ける。
http://www.rte.ie/rnag/english/listen.html

 この頁の
Oireachtas 2003 Corn Uí Riada ó November 02 .
を選ぶ。できれば ftp で落とし、3分30秒のところと1時間36分30秒を聞けばドミニクの歌が聞こえる。

 3.の CD は2004年中に発表されるだろう。現在、四曲がつぎのところで試聴できる。
http://c-link.hp.infoseek.co.jp/0007.html

 だが、なんといっても、シャン・ノースは生だ。生の声を聞けるのは千載一遇のチャンスと言っても過言ではない。来日公演の詳細はつぎのところにある。
http://c-link.hp.infoseek.co.jp/0003.htm


Ciarán

 キアラーンはこの三人のなかで最も知られているだろう。ダヌーのメンバーだったが、現在は学業に復帰している由。ウォーターフォードの伝統を受継ぐすばらしい声の持ち主。

 録音が入ったCDは少なくとも、つぎの三つはある。

  1. 《Cois Mara Thoir sa Rinn》 (MSN 001, 1998)
  2. Niamh Parsons 《Blackbirds & Thrushes》 (1999)
  3. Danú 《Think Before You Think》 (2000)

 このうち、1.はやや入手困難。2.と3.は簡単に手に入るはず。この三人のなかでキアラーンだけは生で見たことがないが、一度は見たい。


Brian

 最後に、ブリアン。彼は古いドネゴールの唱法を深く勉強しており、つぼにはまればとてつもない力をだす。録音は 《Seachrán Sí》 (CIC, 1998)に4曲入っている。

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