Tigh Mhíchíl

詩 音楽 アイルランド

記事一覧

音楽

うちゅうひこうしのうた

〔蔵出し記事 20040114〕 みんなのうた(NHK)でやっているのをたまたま見た。いっぺんで気に入った。矢野顕子にどこか似ているが、もっと上品、なんていったら叱られるか。 歌もいいし、ピアノもいい。 歌は坂本 真綾。作曲は菅野 よう子。菅野がピアノも弾…

マーク・キングのスラップ・ベースにしびれる

難民の海難事故を防ぐ器具のためのキャンペーンを組織しているワイト島のミュージシャン、マーク・キングは Level 42 のベーシストだ。もともとドラマーだったので、パーカッシヴな奏法はお手のもの。彼はリード・シンガーでもあるから、この奏法をやりなが…

シェーマス・エニスの歴史的演奏(1975年)

アイルランド伝統音楽の巨人、シェーマス・エニスの珍しい動画。 1975年9月20日にアイルランドのTV番組 ‘An Fear Agus A Chuid Ceoil’ で放送されたもの。エニスはこのリール曲をコナマーラの歌い手 Colm Ó Caodháin から収集した。曲名は ‘Port na Gioboige…

西ジャワのピュアな伝統音楽

Sean Williams, The Sound of the Ancestral Ship: Highland Music of West Java (Oxford UP USA, 2001) 西ジャワのピュアな伝統音楽を収めた CD。 といっても、市販のオーディオ CD ではなくて、学術調査研究の録音資料を収めたもので、民族音楽の学術書に…

ロマン主義の音楽であるために、美学的に何が必要か

M.カッロッツォ、C.チマガッリ『西洋音楽の歴史 第3巻』(シーライトパブリッシング、2013) ロマン派と現代音楽を扱う第3巻。前者に7章、後者に6章。章の前半は歴史、後半は考察。

音楽史の域をこえて詩学に接近する

M.カッロッツォ、C.チマガッリ『西洋音楽の歴史 第1巻』(シーライトパブリッシング、2009) 原著は Mario Carrozzo, Cristina Cimagalli: Storia della musica occidentale, vol. 1 (Roma: Armando Armando, 1997)。全3巻。すでに、第2巻(2010)と第3巻(…

スローエアの名演(エルヴィー・ミラー)

アイルランド語TV放送局TG4の人気音楽番組「ギャントリー(ガントリー)」 'Geantraí'*1 はアイルランドのパブから伝統音楽の粋を聞かせてくれる。 *1:いにしえのアイルランド音楽の三目的の一つ。suantraí と geantraí と goltraí の三つに分類されていたと…

ITMAのアーカイブから

ITMA ダブリンにあるアイルランド伝統音楽資料館(ITMA)はアイルランド伝統音楽に関する様々の資料の宝庫だ。古いLPから古い楽譜、最新の研究書に至るまで、調べ物があれば一度は足を運ぶ価値がある。利用は無料。

エラハタス(2015年)予定発表される

毎年秋に開催されるアイルランド語芸術の大会エラハタス・ナ・ゲールゲの2015年の行事予定が発表されました。シャン・ノース(歌唱・ダンス)のアイルランド一の名人を決める大会です。他にもストーリテリングや、さまざまの歌唱競技など(同一時間帯に複数…

シャン・ノース早わかり

アイルランドの中等教育修了試験の選択科目に音楽がある。クラシック音楽やロックなどに交じってアイルランド伝統音楽もある。

ヴァレリー・カーター

ヴァレリ・カータの数少ないリード・アルバムに《ワイルド・チャイルド》がある。1970年代から80年代にかけての良質な女性ヴォーカルと名人級のスタジオ・ミュージシャンの組合せが聴きたければ、おそらくこれにとどめを刺すだろう。 歌も演奏もとびきりいい…

現代のアイルランド伝統音楽の出発点――ショーン・オリアダの歴史的著作

Seán Ó Riada, Our Musical Heritage (Fundúireacht an Riadaigh, 1982) ショーン・オリアダが1962年7月7日から10月13日にかけておこなった、アイルランド伝統音楽に関する歴史的ラジオ放送に対応する著作。 本としては1982年に出版された。ラジオ放送でつか…

『アイルランド伝統音楽必携』第2版

Fintan Vallely, ed., Companion to Irish Traditional Music, 2nd ed. (Cork UP, 2011) アイルランド伝統音楽について学んだり探求したり研究したりする際の最良の道しるべのひとつが第2版になった。第1版(1999)が478ページだったのに対し、この第2版は83…

RTEの大英断

ショーン・オリアダの伝説のラジオ講演が半世紀ぶりに再放送される。アイルランド音楽を決定的に変えたといわれるあの放送だ。14回のシリーズで、題は「われらの音楽的伝統」(Our Musical Heritage)。同名の本と、付随するLP3枚組がある。本のほうは古書で見…

詩からエアへ

アイルランド語伝統歌とスロー・エアとの関係について某所で書いたことをまとめておきます。 音楽家にとって音色は基本のことですが、そこからスタートして考えます。 「音色」の語の代わりに「響き」(Klang) をオーボエ奏者の渡辺克也さんは提唱。アイルラ…

TradTunes 中止

2008年6月9日付でトラディショナル音楽配信サイトの TradTunes は営業中止した。スコットランド、アイルランド方面のトラッド音楽の唯一の専門配信サイトだっただけに、本当に残念。

MDR-NC500D 第一印象

Sony MDR-NC500D ついに到着。世界初のディジタル・ノイズキャンセリング・ヘッドフォン。NC タイプはこれで4台目だが、音質はこれが一番。耳が詰まるような圧迫感がないのが助かる。耳の外に空間が広がる感じで気持ちよく聴ける。高音の伸び、解像度の高さ…

SHM CD のラインアップ

日頃、トラック単位でネットから購入する習慣がある。が、変わるかもしれない。SHM CD で買い直そうかと思うアルバムがいくつも出てきたのだ。まだ、ビリー・プレストン の往年の名曲を SHM CD で再生したものをFMで聴いただけだが、これが同じ音源かと正直…

Go-Vibe Petite+DAC

ヘッドフォン・アンプの Go-Vibe Petite+DAC を入手してから、ほぼ4週間たつ。使い方は文字通りのヘッドフォン・アンプとしてが8割、DACとしてが2割くらい。どちらも、なしと比べると音は大幅に違う。ヘッドフォン・アンプとして使う時は iPod につなぐのに…

Soul Speak

Michael McDonald は相変わらずごぎげんだ。新作 Soul Speak (2008) を何の先入観もなく聞いてみたところ、トラック2 'Living for the City' がかっこよくて、気に入る。ところが、このクラスの曲がほかに中々見つからない。と思っていたら、トラック13 'Red…

NetRhythms Picks

NetRhythms.co.uk の Folk Awards 2008 をつらつら見る。Best Original Song は <Never Any Good> (Martin Simpson) だ。なるほど。だが、これくらいの歌ならアイルランドにもあるぞ。次。Best Traditional Track は <Cold Haily Rainy Night> (The Imag…

Andy Palacio (1960-2008), RIP

先週の土曜(2008年1月19日)、ベリーズのアンディー・パラーシオが逝去。謹んで追悼の意を表します。死後、BBC3 Awards for World Music (南北アメリカ部門)を受賞。追悼式は明後日(2008年1月27日)午後1時半、米国シカゴの聖アンセルムス・カトリック教…

オリーアダ・アーカイブ公開

ショーン・オリーアダのアーカイブがコーク大学ブール図書館で研究者向けに公開された。 Sean Ó Riada Collection /Bailiúchán Sheáin Uí Riada

Hamza El Din (10 July 1929 - 22 May 2006) RIP

来日したこともある、ヌビアのウード奏者、Hamza El Din (ハムザ・エルディーン)さんが5月22日、米国カリフォルニア州で亡くなりました。享年七十六。ウードの素晴らしさやヌビアの歌の哀愁を教えてくれた音楽家です。生まれたところは、Wadi Halfa という…

trac

ウェールズのフォーク音楽のハブ trac はあらゆる意味で秀逸なウェブサイトだ。構想、デザイン、内容、言語、共同体との関わり‥‥どの点をとっても、他の地域が一つの模範とするに足る。サイト全体がウェールズ語と英語の二ヶ国語に対応している。この機関の…

Chieftains, Special Program (WFDU)

明日日曜日、チーフテンズに関する特別番組がある。Mudcat での Ron Olesko さんのポストから。 This Sunday morning at 7am ET, WFDU-FM will present The Chieftain's Radio Special, a one hour documentary hosted by Susan McKeown featuring inteviews…

Bi Kidude

太い存在感があるタンザニアのビ・キドゥード(Bi Kidude)が WOMEX の2005年度を制した。御年九十を超える堂々たる音楽家である。World Music Central 11月11日付 の記事から。 WOMEX 2005, Largest World Music Conference a WinnerNewcastle, UK - With t…

Juliette Commagere sings UFO

G さん、見てますか。もし、まだだったら、ライ・クーダーの今度のアルバム 《Chávez Ravine》 (Nonesuch) のトラック 9 <El U.F.O. Cayo> (The UFO Fallen の意)をぜひ聴いてみてください(Nonesuch のサイトでも試聴できます)。たぶん、一発で気に…

Acoustic Guitar Readers' Poll <コメント>

米 Acoustic Guitar 誌の読者人気投票の結果が発表された(7月号)。まず、ギタリスト部門。 Leo Kottke Doc Watson Tommy Emmanuel Michael Hedges James Taylor Tony Rice Eric Clapton John Mayer Norman Blake Neil Young つぎにアルバム部門。 Unplugge…

トミー・エマニュエル来日(9月) <追記>

現代最高のアコースティック・ギタリストの一人と目されるオーストラリアのトミー・エマニュエルの来日ですが、少なくとも3日間の日程は決まったようです(appleJam の BBS から)。 9月9日(金) 大阪・江坂ミューズ開演19時 Dolphin Guitars主催 (7月1日…