上田早夕里『魚舟・獣舟』(光文社、2009) 石原千秋はこういう。「短篇と長編では文章の密度がちがってしかるべきだと思う。」プロは書き分けるべきだとも。 短篇の密度を備えた文体が「魚舟・獣舟」(2006)にはある。 日本文学ではめずらしい。長篇も短篇…
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